馬券で負けないためにはこの馬券手法がおすすめ!
馬券でトータル収支が改善出来ずに悩んでいる方におすすめなのが、下記の馬券手法です。
その手法の検討の手順は、
- 1番人気が危険なレースを見分ける
- 軸を2~5番人気馬の中から選ぶ
- その結果、軸にした2~5番人気が連対し、1番人気が3着以下になるレースを10回中2回達成する
たったこれだけです。
また、この条件達成は「馬連」を軸に考えているものですが、上記の条件を10回中2回達成出来れば、ワイド、3連複でも同じような結果を得ることが出来ます。
つまり、
- 馬連 軸2~5番人気馬 → ヒモ6番人気以下全馬
- ワイド 軸2~5番人気馬 → ヒモ6番人気以下全馬
- 3連複 軸2~5番人気馬+1番人気馬 → ヒモ6番人気以下全馬
という形に沿って馬券を買うと、馬券収支は大幅に改善されるということなのです。
なぜこの手法で大幅に馬券収支が改善するのか?
では、なぜなぜこの手法で馬券収支が大きく改善出来るのか?
それを今からご説明したいと思います。
馬連の組み合わせを単勝人気別に下記のように分類した場合、組み合わせと出現率、平均配当は以下の通りとなっています。
組み合わせ 出現率 平均配当
- 1番人気 ー 2~5番人気 37.8% 830円
- 1番人気 ー 6番人気以下 13.6% 4,757円
- 2~5番人気 ー 2~5番人気 20.8% 2,198円
- 2~5番人気 ー 6番人気以下 23.0% 10,171円
- 6番人気以下 ー 6番人気以下 4.9% 37,826円
(2019年1月~2022年5月までのJRA全レースのデータから抽出)
上記から、2~5番人気が連対した場合、1番人気が3着以下となると、ヒモに2~5番人気馬が来る場合と、6番人気馬以下が来る場合が、確率的にほぼ半々であることが分かります。
つまり、「軸にした2~5番人気が連対し、1番人気が3着以下」を達成出来れば、ヒモに来る馬は、放っておいても半分は6番人気以下になる、ということなのです。
次に、「軸にした2~5番人気が連対し、1番人気が3着以下」を達成するのが、「10回に2回でいい」という理由をご説明します。
JRAの平均出走頭数は14頭です(2019年1月~2022年5月までのJRA全レースのデータから抽出)。
つまり、軸を2~5番人気から選ぶと、6番人気以下全頭にヒモを流せば、買い目は平均9点になります。
仮にこの買い方を10回やったとします(1点100円買い)。すると、トータルの馬券購入額はは投資9,000円になりますね。
そして、軸が2~5番人気でヒモ6番人気以下の組み合わせで決着した場合、平均配当が10,000円を超えていて、投資の9,000円を上回りますので、10レースで1回的中すればトータルでは回収率が黒字になる、ということなのです。
先述した通り「軸にした2~5番人気が連対し、1番人気が3着以下」が達成された場合、半分はヒモが6番人気以下の馬になりますので、これを達成するのは10回のうち、たった2回でいいということなのです。
2~5番人気馬を軸にするのは難しくない
2~5番人気馬の中から軸馬を選ぶというのは、さほど難易度は高くありません。
馬券検討をしていて、1番人気があまり信用出来そうもないと直感した時、その次の候補に考えるのが1番人気の次に人気になっている2,3,4番人気・・・となるからです。
従って、毎週多くの競馬ファンは現段階ですでにおのおのの競馬歴で培った知識で、2~5番人気馬の中から軸馬を選ぶという作業をやっていることと思います(1番人気馬の単複しか買わないといった方は別でしょうが・・・)。
ちなみに上位人気馬は専門紙などの情報量も多いので、検討材料にも困るということにもなりません。
ただ、軸馬が選べたとしても、それをどう生かせばいいかを多くの競馬ファンは知らないのです。
オーソドックスな買い方で、「軸を選んだ後にヒモも自分で選ぶ」という手法が最大の間違いで、これは私がこのサイトでさんざん口を酸っぱくして書いてきたことでもあります。
関連記事:【つぶやき】 2 競馬はヒモを自分で考えてはいけない
なので、収支を大幅に改善するには、「単勝オッズ別に馬券の組み合わせを考える」ことが重要で、尚且つ「ヒモは自分でチョイスせず、6番人気馬全頭に流す」、というふうに思考を切り替えることが必要と言えます。
こちらの動画にもまとめています。
1番人気馬は50%の確率で3着以内に沈む
ここまで、「軸にした2~5番人気が連対し、1番人気が3着以下」が10回に2回達成されれば馬券収支は大幅に改善出来るという説明をしてきました。
この中でもう1つ説明しておかねばならないのは、「1番人気馬が3着以下に落ちるレースの見極め方」についてです。
これについては、先に結論を言いますと、「明確な見極め方はない」ということです。
1番人気馬というのは、連対率が約50%あります(下記参照)。
単勝人気別連対率
- 1番人気 51.4%
- 2番人気 37.6%
- 3番人気 28.0%
- 4番人気 21.0%
- 5番人気 15.9%
- 6番人気 12.8%
- 7番人気 9.6%
- 8番人気 7.0%
- 9番人気 5.6%
- 10番人気 4.3%
- 11番人気 3.3%
- 12番人気 2.6%
- 13番人気 1.8%
- 14番人気 1.4%
- 15番人気 0.9%
- 16番人気 0.7%
- 17番人気 0.6%
- 18番人気 0.3%
(2019年1月~2022年5月までのJRA全レースのデータから抽出)。
ただし、これは逆に言うと、半分のレースで3着以下に沈んでいるということなのです。
つまり、「適当にレースを選んでも、勝手に半分の1番人気馬は3着以下に負ける」ということ。
イメージからすると1番人気馬はもっと馬券に絡んでいると思いがちですが、実際の連対率データから鑑みると、「イメージほど怖がることはない」ということも分かります。
そうはいっても何か検討手段は必要かと思いますので、一例として私が判断に使っている基準をご紹介します。
私は、「対戦表」を一つの目安にして、1番人気馬の取捨を検討しています。
↓ ↓
ただ、先にも述べた通り、放っておいても半分のレースで1番人気は3着以下に沈みますので、ガッツリこれについて学ぶ必要もないかと思います。
コメント