馬券の世界は30年前と何も変わっておらず進化がない
馬券の世界は、古い時代から進歩がないと言わざるを得ません。
テレビの競馬中継では、レース直前に専門家の方などの買い目予想が行われますが、「軸〇 ⇒ 相手馬数頭」という手法で予想がいまだに行われています。
「馬券の予想ってこれが普通じゃないの?何がおかしいの?」と言われる方は、一度ここで思考を変えてみられることをおすすめします。
理由は、「そんな買い方だと永遠に馬券の奥深さや楽しさに辿り着けない」からです。
どう考えても絶対に買い目に入れられない馬が突っ込んで来るのが競馬
「軸〇 ⇒ 相手馬数頭」という買い方で馬券を買っていると、誰もが必ず遭遇する出来事があります。
これはどうやっても避けることが出来ない事例と言えるでしょう。
さて、それは何か?
それは、「軸は的中したがヒモに選んだ相手馬が抜け、馬券を取り逃がす」ということです。
もっともこれは相手馬を数頭に絞って馬券を買っているのですから、当たり前と言えば当たり前な訳です。
ただ、いずれ相手馬に超大穴馬が来てしまい、大万馬券を目の前で逃す瞬間にも遭遇することになります。
この時、「どう考えても絶対に買い目に入れられない馬が突っ込んで来るのが競馬」ということを身に染みて痛感するようになるのです。
また、そうとは分かっていても、何とも歯がゆい思いも頭をよぎるもので、超大穴馬を買い目に入れられなかった自分の眼力のなさを後悔する、という結果にもなってしまいます。
そして、こういったことがきっかけで馬券で悩むようになり、深いトンネルに思考が迷い込んでしまうことになってしまうので、「たかがヒモ抜け」と笑ってはいられないというわけです。
ヒモ抜けはベテランでも回避は不可
ヒモ抜けでの大万馬券取り逃がしは、「軸〇 ⇒ 相手馬数頭」という買い方で買っている以上、馬券歴が長いベテランでも避けることが出来ません。
競馬を長くやっていたら穴馬を見抜く眼力もつくだろうと、ビギナーの方は想像するかもしれませんが、馬券の世界ではそんなことはありません。
これは競馬歴33年の私が断言します!
理由は、私個人が10年経っても20年経っても激走する穴馬を見抜く眼力なんて身につかなかったからです。
こんなのは馬券の世界だけではないでしょうか?
その他の趣味(釣りやゴルフなど)だと、それなりの年数趣味としてやれば、それなりに上手くなるものです。
しかし馬券の世界は違います。
永年馬券で痛い思いをし続けると、馬券の面白さ以上に怖さも先立つようになります。
その結果、私の周りでも徐々に馬券を買わなくなる人が増えていきました。
これは寂しいことです・・・。
一度でも馬券を買って的中したことがある方ならば、的中した瞬間のあの何とも言えない喜びは経験しているはずです。
ただ、ビギナーズラックでは当たったがその後全く当たらなくなった、もしくはたまに当たってもまぐれ当たりで、それが続かない・・・その結果、馬券を買うということに魅力を感じなくなり、競馬を止めてしまう。
今これを読まれている皆さんは、「何とかして馬券の悩みを解消したい」という思いで辿り着かれたと思いますので、競馬の怖さを知って面白みがなくなって馬券を買わなくなる、なんてことにはなりたくないですよね?
なぜ馬券という世界は進化しないのか?
「馬券」の世界が進化しない理由は単純明快です。
皆が、「そもそも馬券なんてトータルで勝てるはずがない」と思っているからです。
そこで思考が止まってしまい、それ以上追求しようとはしません。
なので30年以上(もっと前からか?)、馬券という世界は一般的には全く進化していないのです。
私は21歳の時に始めて馬券を買いました。
「軸〇 ⇒ 相手馬数頭」という買い方が一般的とされている風潮は、当時から何も変わっていません。
また、軸は当たったものの、ヒモが抜けて「あぁ~、軸は当たっていますが、ヒモがありませんねぇ・・・」と競馬中継内で頻繁に聞くフレーズも、30年間まったく同じです・・・
こういったことに問題意識のある方は、変えたくなりますよね!
私は「ヒモを考えない」という方法で何とか解決出来ましたが・・・
※ 「つぶやき1~2」は旧サイトをご参照ください ⇒ 「生涯万馬券宣言(旧サイト)」
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